なぜ?チタンは優れた耐食性を示すのか?
純チタンは多くの環境でステンレス鋼をしのぐ優れた耐食性を示し、 加えて機械的性質も低炭素鋼なみです。ですので、主に耐食性を必要とする部材には純チタンがそのまま使われています。
なぜ「チタン」が、それほどまでに優れた耐食性を示すのか?と申しますと、基礎編でも記述したように、「チタンという金属が極めて活性な金属であること」にポイントがあります。チタンは酸素に触れるとたちどころに酸化しますし、いったん酸素と結合してしまったら、酸素を引き離すのに大変な苦労を必要としています。
しかし、この表面にだけごく薄いチタン酸化物の皮膜(不働態皮膜)ができることで、この皮膜が外界からチタンを保護する役目をして、酸素や腐食性の酸や海水などの多種多様な腐食性の環境からチタンを守ってくれるんです!しかも、このチタンの不働態皮膜は他の金属に比べて特に強固なんです!このことが極めて優れた耐食性を示す大きな要因となっています。























