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チタンの主な酸や海水に対する耐食性

主な酸や海水に対するチタンの耐食性をまとめますと以下のようになります。

〜 チタンの主な酸や海水に対する耐食性 〜

  1. 硝酸のような酸化性の酸にはめっぽう強い!!これは強固な不働態皮膜が形成されるためで、高温、高濃度 の硝酸の中でも 耐食性を維持することができる。
  2. 食塩水のような塩化物イオンに対しては、不働態皮膜が破壊されにくいために高い耐食性を保ち、孔食、すき 間腐食、応力腐食は起き難い。
    ※孔食:     部分的な腐食
    ※すき間腐食: 穴の中や狭いすき間が特に腐食される現象
    ※応力腐食:  応力の加わった部分が特に腐食される現象
  3. 塩酸や硫酸のような非酸化性の酸には腐食されるが、 酸化剤を少量添加すると不働態化して、腐食は止まる。
  4. 微量の水分さえあれば塩素ガスに耐える!
  5. 亜硫酸ガスや硫化水素に耐える!
  6. ほとんどの有機酸に対して優れた耐食性を示す!
  7. アルカリに対しては万能ではなく、高温・高濃度の苛性ソーダ(NaOH)と苛性カリ(KOH)には腐食される
  8. 流動海水中ではエロージョンを起こしにくく、完全な耐食性を示す!
    ※エロージョン: 流体の衝突による一種の磨耗現象

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